里 親 募 集


 98年夏から開始した「甲状腺手術後の困窮家庭にある子どものための里親制度」ですが、現在160人以上の子どもたちを支える規模になりました。この制度は毎月50ドル(約6500円;レートによって変動。プラス事務経費等が少しかかります)を最低2年間支援を続けることを条件に、薬代・生活費にさえ困っている1人の子どもを1対1で支える制度です。関心をお持ちの方は、事務局までお問い合わせください。検討していただくための資料を用意しています。

◆現在、支援を必要としている子どもです
 E・ナジェージュダ(ベラルーシ)

 17歳。11年生(高校2年生)。2001年に手術を受ける。甲状腺ガンの診断を受け、放射線ヨードの2クールの治療を終えた。L.チロキシンを服用中。生まれつき障害を持ち、1カ月約55ドルの年金を受領。成績は良く、生物学オリンピックに参加。生態学学校の通信教育を受講中。16歳の弟は10年生(高校1年生)。複合性胆汁分泌異常と診断。甲状腺過形成第1段階。ほかに7歳の妹がいる。一家は第4段階汚染地域に指定されているウクライナのジトミール州に住んでいたが、1990年よりベラルーシのブレスト州に移住させられた。父は農業と工事現場作業に従事していたが、現在失業中。母は裁縫師。工事現場で警備人としても働いていたが、現在失業中。右卵巣繊維腫で手術を受けている。

里子へのお金を渡すところ。ベラルーシ「困難の中の子どもたち・ゴメリ」で。毎月20日ごろ、子どもたちや親が事務所にやってくる


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