「希望21」改修工事完了報告


 昨年12月より工事を進めてきましたベラルーシのサナトリウム「希望21」の宿泊棟の改修工事が終わりました。このサナトリウムは、5キュリー以上の高濃度汚染地に今も住む子どもたちが、学校単位で保養できる施設で、子ども基金が建設・運営に協力しています。新設されたスポーツ・文化複合施設が完成したのに伴い、これまでの宿泊棟の3階にあった同教室が移動したため、新たに宿泊施設として改修しました。

 みなさまのおかげで、より多くの子どもたちが保養する機会がもてますことを、心より感謝申し上げます。

新しく改修された宿泊室と子どもたち

●「希望21」所長マクシンスキー氏より

 「希望21」の物質的技術的強化のためにご支援いただいたことに対し、再度お礼を申し上げます。私たちのセンターは、日本のみなさまの財政支援のおかげで、宿泊棟1号棟・3号棟のそれぞれ3階部分の改修工事がたいへん早く終わり、5月11日より一度に243人(以前は207人)を受け入れることができるようになりました。子どもたちは新しい部屋に泊まることをとても望んでいました。この大きな喜びと感謝をこめてお知らせいたします。ありがとうございました。

 

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