甲状腺の手術を受けた若い母親&子ども支援



前号でお知らせしましたように、現地団体の要請により母子支援を緊急に拡大することにしました。支援額は1カ月50ドル。最低2年間支援。奨学生基金より支出します。今回の該当者はすべてベラルーシ「困難の中の子どもたち」に属します。     


P.ナターリヤ 1985年生まれ ゴーメリ州チェリューハ村在住 甲状腺ガン 2年前に放射性ヨウ素の治療を受けて、2005年にまた受ける予定。第2種類の障害者。2003年、ニキータという息子を出産。二キータは心雑音を抱えている。夫は、国営農場で働いている。給料は45ドル。チェルノブイリ事故の前に汚染地のブラギノ州に住んでいた。住民はみんな引っ越しました。甲状腺手術を何回も受けている。

K.オリガ 1982年生まれ ゴメリ市在住。2003年、放射性ヨウ素の治療を受けた。2004年07月23日にダニーラという息子が生まれた。ダニーラは異細菌症という病気を抱えている。オリガの母親はアル中。アパートを借りて家族と住んでいる。夫は、商店で働いている。給料は112ドル。オリガは障害者手当として46ドルをもらっている。

R.イリーナ 1985年生まれ ゴメリ市在住。甲状腺ガン、および婦人科関係にも異常がある。2004年3月放射性ヨード治療を受けた。2003年、娘クリスチナを出産。クリスチナは染色体疾患、唇裂(しんれつ)。両親と住んでいる。夫はー労働者で給与は146ドル。障害者手当28ドルを受け取っている。

Z.ビクトリア 1983年生まれ ゴメリ市在住。甲状腺ガン、恒常的頭痛、背中の痛み、全身性無力症。2004年、娘アリーナを出産。アリーナの脳に嚢腫が見つかった。2.5カ月の時黄疸にかかった。夫は7月から現在まで働いていない。ビクトリアは障害を取り消されたので手当を受け取っていない。彼らは両親と住んでいる。

S.イリーナ 1982年生 レチツア市在住。甲状腺ガン。2001年、娘のエリザベートを出産。しばしば風邪をひく。夫は働いていず、失業者手当 を37ドル受け取っている。イリナは障害者手当 46ドルを受け取っている。アパートに住んでいる。

B.ビクトリア 1983年生まれ レチツア市在住。甲状腺ガン、卵巣嚢腫切除。2003年、息子ダニールを出産、リンパ節が増加、検査している。夫は国営農場で獣医として働いている。給与は139ドル。ビクトリアは障害者手当を44ドル受け取っている。家族はアパートに住んでいる。


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