農と言える日本・通信 No.9 1999-10-13       高野 孟


急ぎのお知らせが2つ!

●玉川高島屋「現代の道具展」に馬場健二さんが出展!  明日10月14日(木)か ら19日(火)まで玉川高島屋で、同店開店30周年記念「木・糸・土に棲まう現代の道 具展」が開かれ、鴨川・帯広常連の木工家=馬場健二さんも《囲炉裏テーブル》を出 品し、また18日(月)11:30からのセミナー&ショーでは「現代生活空間における木 の存在」と題してトークを行います。この展示会は、アジア・クリエイティブの今井 俊博さんの企画/コーディネートで毎年同店で開かれているもので、今年は第6回。 布、染、袋、木、紙、陶などの作家40人余りが参加しています。私は18日に馬場さん のお話を聞ける時間に行く予定です。  また、これも恒例の馬場さんの個展は、11月12日(金)〜23日(日)に横浜市戸塚 区小雀町の「山の上ギャラリー」(大船駅下車/馬場さんや私の家のご近所)で開か れます。個展をゆっくり楽しんで、夕方に一杯飲むというミニ・ツァーを組む予定で すので、また詳しいことはご案内します。

●横浜そごう「北海道の物産と観光展」に旭油脂が参加!  今日10月13日(水) 〜18日(月)まで横浜そごうで開かれている「第15回北海道の物産と観光展」に、本 通信No.3などで紹介した旭川市の旭油脂が参加し、我々も帯広でひまわり畑を作って その一端を担っている「北海道のひまわり油」などを出品します。日本の食用油のほ とんどは原料を外国産に頼っていて、しかも特にカナダやアメリカの食材に遺伝子組 み換えの怪しいものが増えている中で、コスト的な困難を百も承知で北海道の大地に 根ざした、香り高く味わい深い油を作ろうとしている同社の大塚社長はじめみなさん の努力は貴重になっています。ひまわり油は660グラム=1800円のところ、今回は 1300円で「純正ひまわり粕」(園芸肥料)などのおまけが付いています。  帯広の平林英明さんは、この催しに毎年、手作りハム・ソーセージと地ビールで参 加していますが、今年は本拠のレストラン「ランチョ・エルパソ」が改修工事中のた め不参加。平林さんの仲間で、先日我々が帯広でキャンプをした時にわざわざ深川市 から駆け付けて料理を作ってくれた飯田一民さん(レストラン経営で、北海道の“本 物の味”のネットワークを組織している)は参加しています。